無資格の税理士ってご存じですか?
先日、無資格の税理士に依頼されていたお客様から問い合わせがありました。
無資格の税理士とは税理士資格が無いにもかかわらず税務相談をしたり申告書を作成する人です。
そのお客様は無資格の税理士へ毎月10,000円と決算の時に100,000円ほど支払っていました。
一般的な税理士報酬よりもかなり安い料金で申告書まで作成されていました。
料金だけ見るとすごくお得ですね。
無資格の税理士の問題点は税理士法違反というのは当然ですがお客様にとっては税務調査と融資のときではないでしょうか?
税務調査のときに税務調査に立ち会うことができないため税務調査官と交渉することができません。
融資のときは税理士が作成していないので決算書に客観性と信憑性がないため金融機関から信用されません。
また、税務の知識が不足していると知らないうち多額の税金を納めてしまいます。
税理士は最新の税務の知識を取得するために税理士会の研修を受講したりして日々勉強しています。
最近の税制はインボイス制度、毎年負担が増える所得税と法人税、知らないと怖い資産税など税理士でも知識をアップデートするのに苦労しています。
一見、料金では無資格の税理士が魅力的かもしれませんが長期的には税理士に依頼された方が絶対お得です。
無資格の税理士より正規の税理士に依頼された方がいいのではないでしょうか?